アーバンリサーチ の巻
県外に馳せ参じることもできず、ただ我慢が強いられるばかりで脳内オリンピックや脳内旅行に興じてる方もおられるかと思います。
そんななかで前回告知していた通り、「もみじ作業所」的なビックニュースを一つ。
みなさまは、「アーバンリサーチ」というアパレルブランドをご存知でしょうか。
全国に250もの店舗を持つ一流ブランド。その「アーバンリサーチ」のなかの循環型ファッションスタイルを提案するプラットフォームストア「グッドランドマーケット」に、もみじ作業所の水曜日のトートを含むカバンや小物などのテント商品の一部が加わることに。
以下 グッドランドマーケットURL
http://urban-research.jp/shop/the-goodland-market/
店舗の情報、コンセプトなど細かい説明は直接サイトをご覧になってもらうのがいいと思うのですが、そのコンセプトに私どものテント商品が引っかかってくれたことに喜ばないはずはないでしょう。「アーバンリサーチ」というその名を聞いて色めき立ち、盛り上がっているのは仲間(利用者)よりもむしろ職員だったりもするのですが。
お声をかけていただいたのは度々テント商品を購入し宣伝販売していただいていた「Onlineshop&Garallyこんこん」さんのサイトをご覧になったのがきっかけだそう。
こんこんさんのサイトはこちら↓
http://kon-kon.stores.jp/about
今後お取引をさせていただくにあたり、こんこんさんにもご協力を仰ぎながら進めさせてもらいます。
店舗に並ぶ商品は、数多ある商品のなかから厳選されたもの(!)が並ぶことになる予定です。
実店舗に並ぶのはもう少し先になりますが(商品の選定が終わりもうそろそろです)、また続報も、お伝えできればと思っております。
展示会なき今
2020年2月の展示会以降、さをり縫製グループで毎年一度のメインイベントであった展示会を開催できず、その予定すら立てられない。そんな状況でも「今年は展示会ないのですか?」「毎年展示会でカバンを購入していたんですが」という声。展示会をきっかけに存在を知り、ぜひテント生地に描いたイラストを展示したいという住宅展示場の方。その他イベントへの展示販売のお声を掛けていただいたり、さらには無償で(!)テント商品を抱えてお知り合いの方に売り歩いてくださる強者まで。
これはひとえに、今まで行ってきた展示会でのつながり、日々の積み重ねと、なにより商品自体の持つ力によるものが大きいのでしょう。
そんな積み重ねに、時代は「SDGs(持続可能な開発目標)」廃棄予定のテント生地にテント用絵の具で仲間(利用者)に絵を描いてもらったり色を塗ってもらったりして製品にする取り組みを始めてから約8年あまり。時代が追いついたのか、無意識に時代と合致したのか。
たまたま時代感覚にもファッション感覚にもアートを生み出しているとの感覚にも乏しい人間がその部門のトップにいるときに流れがくるというのは、なんとも言えないマッチングとも思えますが・・(日々精進いたします)
福祉だから、障害があるから、というアウトサイドではなく、純粋に商品として、作品として評価されるものを、という始めた当初から続く想いが一つ形となったことは喜んでいいことなのかもしれません。
今後も私たちの仕事がこのことによって大きく変化するかといえば、それはきっとないでしょう。
私たちは日々決められたルーティーンのなかで過ごし、時に頭を悩ませたり時に苦笑を浮かべながら仲間(利用者)とともに仕事として、絵の具にまみれ絵筆を振るうことでしょう。ただ、そこ(ペインティングや商品作り)に向かう我々(仲間も職員も)の力こぶがちょっとだけ今まで以上のものになっていることは確かです。確かで、あってほしい。
新商品のご紹介
新たなモチベーションは、新たな発見と開拓へ。今回の密かなフィーバーを脇に置きつつも、地道な仕事のなかで新たな商品も、生み出しています。だいぶ職員の偏った趣味趣向があらわれていますが・・
Sankaku
マルシェバック
そんないくつかの「かわいい」や「驚き」「ダサさ」までをも、みなさまとともに共有できますことを。
お問い合わせは もみじ作業所 さをり縫製グループ まで