今年のテーマは『キラ★ドキLIFEピカ』
2018年もみじオリジナルカレンダーの特徴はずばり、表紙!
ぱっと目を見張るような色合いと質感のこの表紙、実はテント生地にテント用の絵の具を使ってもみじ作業所企画・販売グループの仲間(利用者)が様々な手段で描いたものなのです。
びっくり。
ちなみにどこが「キラ★ドキ」な「LIFE」で「ピカ」なのかというと、説明はありますが、ここではあくまでイメージ、みなさまの自由な発想を大切にしたいので、説明は控えます。
そんな漠然も、疑問も、インパクトという言葉で省略してもらって、
すべてひっくるめて、とにかく手に取って感じてもらえたらと思います。
A3二つ折り 一部1,000円 です。
売り上げは、作業所に通う仲間(利用者)の給料となります。
売り上げの一部はきょうされんを通じて東日本大震災などの災害支援募金に寄付します。
もみじカレンダーの歴史
毎年発売しているもみじオリジナルカレンダー。形や中身に多少の変遷はありますが、変わらないのは作業所に通う仲間(利用者)の絵を使用しているところ。そして、企画・販売グループの仲間が企画から営業活動まで、仲間同士で協力しながら行っているところ。
過去にも使用した絵が外部の方からも大変高い評価を受けたものもありました。
仲間の絵は、絵画教室を行って仲間に描いてもらい、その絵の中から選ばせてもらっています。
2018もみじカレンダーの絵
カレンダーに使用させてもらった絵の一部をご紹介いたします。
12月:「白雪姫」
大津紗映さん
11月:「ク・ジ・ラ」
山下 誠さん
5月:「グロリオサ」
本田美恵子さん
2月:「カツオ」
下井田大知さん
このほかにも、いろいろな絵がありますので、どうぞご覧ください。
障害のある仲間が絵を描くということ
みなさまは、障害のある仲間の絵に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか。
美術館やギャラリー、画集などで目にするいわゆる高尚なアート、ではない。
専門的な技術や経験の蓄積、集中力を駆使して生み出されたもの、でもない。
でもそれだけでない、独特としか言いようがない色使いやタッチを生み出す、絵。
絵を描くという行為を通して、かけがえのない表現手段を発見した仲間も、いる。
絵というものがもっと自由で、観る側も自由であるべきなのだと、仲間の作り出す絵を見ながら、思わなくもありません。
ぜひ、よろしくお願いします。
制作責任者:小坂 泰嗣
問い合わせ先
第一・第二もみじ作業所 企画・販売グループ
〒730-0823 広島市中区吉島西2-1-24
℡:082-243-0331