次回の展示会は?
前回のさをり・縫製グループの展示会を開催したのが、2020年2月の上旬のこと。
その頃は、まだコロナウィルス感染症のニュースはまだ遠くの出来事で、その後 世界を一変させることになるとは思いもしませんでした。
もみじ作業所の行事も変更・中止がたくさんありましたが、モニターをいろいろな部屋に設置して、今ではリモートで内部の報告会や全体朝の会などをするようにもなりました。
さをり・縫製グループに関して言うと、例年なら11月頃から年明けの展示会に向け、準備に追われている頃です。しかし、今はまだ次回の展示会の開催の目処さえ立っていません。
楽しみに待っていてくれる皆さん、ごめんなさい。
次回の展示会は未定ですが、仲間は織って、縫って、描き続けています。
ほんの一部ですが、仲間の頑張っている姿をご紹介します。
ミニ展示会(仮)@HP
行事がなくなっても、移動支援でお出かけ出来なくても、我慢の連続でも…それぞれに,
その思いに何とか折り合いをつけながら、仕事を頑張っています。
2020年は大量に作ったオリジナルマスクが、仲間(さをり・縫製グループ)の工賃の柱になりました。
生きていると、楽しいこと、悲しいこと、怒りたいこと、泣きたいこと、出会いと別れ…いろんなことがたくさんありますね。
2020年は、さをり・縫製グループにとって、そんな出来事の連続でした。
展示会がなくても、作品は日々完成しています。それなら、商品の在庫がたくさんあるのかと思いきや…
コロナ禍でも、「商品を販売してみたい」という外部の方からのお問い合わせが急増したり、「ぜひ商品を買いたい」と直接来てくださる方がいたり、地元企業の方から「販売してみませんか」とのお誘いが複数舞いこんだり…。
でもね、商品が売れるだけではダメなんですよね。
収入があれば、それでいいかなと一瞬思ったけれど、それだと展示会の一番の醍醐味が足りないんですよね。
展示会の一番の醍醐味って?
仲間(利用者)は展示会の当番(受付)をして、商品をお客様に直接届けて、直の反応を感じたいのです。それが展示会をする一番の醍醐味となっています。
一般の人に比べて社会との接点がかなり限定されることが多い仲間たちにとって、たとえ数時間の当番でも、自分たちの存在を知ってもらえる大事な機会となります。
今はただ、コロナウィルスの収束を願うとともに、次回の展示会が少しでも早く開催できることを心から祈りながら、仲間と作品(商品)づくりに励んでゆきます。
次回の展示会の開催が決まりましたら、すぐにお知らせしますね。
その時まで、皆さまコロナウィルスに気を付けてお過ごしください。
お問合先
第二もみじ作業所
さをり・縫製グループ
TEL:082-243-0331
FAX:082-243-0497