もみじ福祉会では利用者さんのことを「仲間」と呼んでいます。仲間=利用者さんとしてお読みください。
みなさん、こんにちは。
もみじ福祉会のHPに遊びに来て頂きありがとうございます。
今回は9月に企画・販売グループで販売した「心Tシャツ」についてお話します。
心Tシャツとは今年5月に亡くなった仲間『こさかさん』が書いた「心」という文字が大きくプリントされたTシャツのことです。
こさかさんのお別れ会が開かれた際、色とりどりの心Tシャツで、もみじのロビーを飾りました。
会が終わってすぐに、仲間から「ロビーに飾っていた心Tシャツが欲しい」と相談がありましたが、心Tシャツは広島大学の学生さんの卒業記念で作ったサンプル品だったため、譲ることができませんでした。
どうするのがいいのかと悩んでいましたが、「『こさかさん』を思って、そんなに欲しいと言ってくれる人がいるなら作っちゃおう!」ってことになりました。
もともと心Tシャツは、「一緒にTシャツをつくってほしい」という学生さんの思いから『こさかさん』が中心で、企画・販売グループの仲間と学生さんとで時間をかけて大切に作ったものでした。
仲間の「いせさん」は「心Tシャツは『こさかさん』にとっても夢Tシャツに続く自分のTシャツとして思い入れがあったんじゃないかなぁ」と話していました。
職員のハセガワさんは「『こさかさん』がいたときに(心Tシャツを)作っていれば、(本人が)すごく喜んだろうな」と注文書を作りながら考えたそうです。
「いろんな仲間のTシャツをみんなが元気なうちに作りたい」とそんな風に話していました。
みんな「こさかさん」が好きだからたくさん買ってくれたよ。
『こさかさん』が天国で見ていたら、きっと大きな口を開けてガハハ~って笑いながら「うれしいけどもっと売って儲けたいね」と言っていると思う。
はじめは売れるのかなと心配したけどたくさん売れてうれしかったな。
やっぱり『こさかさん』はみんなの心と心がつながっているんだなと思ったよ。
心Tシャツを販売してよかったです。
たくさんの仲間・家族・職員と「心Tシャツ」を通してつながりを感じられました。
作業所だからできる大切に思えるような商品を、これからも作っていきます。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にもこんな「もみじの雑貨」を作っています。